謹賀新年。

新年明けまして、御目出度う御座います。

昨年は本の出版等を始め、本業でも多くの方にお世話になりました。今年も出版・連載の予定がありますので、乞うご期待。

そして去年は本当に色々な事が有った年だが、今年は良い年に為ります様に。

が、それもこれも政府次第…今の政権は、責任は痛感せども決して取らず、間違いを認めず、排他主義で、リーダーシップも無く、オリンピックに使う金があったら医療従事者と施設拡充に回すべき人の収めた税金を無駄に使って居る、トンデモ政権なのだから(序でに云えば、メディアも腐り切っている)。

と云う事は、2021年の日本を良くするのは、政府でも誰でも無い…我々国民である。その意識を持って今年を過ごして行きたいと思う。

白隠禅師曰く、動中工夫勝静中百千億倍。

本年も宜しくお願い申し上げ候。

桂屋孫一拝

 

ーお知らせー

*「Nikkei Financial」での連載コラム第2弾、「All You Need is Love…and Art ?」が掲載されました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXZQOGD077E50X01C20A2000000)。現在ブレイク中の「オンライン・オークション」について書きました。登録が必要ですが、ご興味のある方は!

*「Nikkei Financial」に「閉じ込められている火が、一番燃えるものだ」というタイトルの、直近のオークション業界に関する連載コラム第一弾を寄稿しました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXMZO65491530X21C20A0000000)。登録制ですが、是非ご一読ください。

*大阪の藤田美術館が新しくなり、竣工しました(展示は2022年から)。展示公開が待ち切れません!(→http://fujita-museum.or.jp/topics/2020/10/19/1202/)。

*「T Japan: The New York Times Style Magazine」2020 VOL.27内、「The Price of Collecting:若冲にかけたコレクター夫妻の情熱」で、出光美術館に移ったプライス・コレクションに就いて、悦子プライスさんと共に取材を受けました。ご一読下さい。

*拙著第2弾「美意識の磨き方ーオークション・スペシャリストが教えるアートの見方」が、8月13日に平凡社新書より発売されました(→https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b512842.html)。諧謔味溢れる推薦帯は、現代美術家杉本博司氏が書いて下さいました。是非ご一読下さい。

*今月発売の神戸新聞総局発行、明石総局編の書籍「明石城 なぜ、天守は建てられなかったのか」(→https://kobe-yomitai.jp/book/1034/)内の第3章「消えた襖絵を追う」で、僕が嘗てオークションで手掛けた長谷川等仁作「旧明石城襖絵」(この襖に関する拙ダイアリーは→https://art-alien.hatenablog.com/entry/20120723/1343050359)が、綿密な調査と共に紹介されて居ます。美術品の「流転の極み」とも言えるこのストーリー、是非ご一読下さい。

*「週間文春」3月12日号内「文春図書館」の「今週の必読」に、作家澤田瞳子氏に拠る「美意識の値段」の有難い書評が掲載されております(→https://bunshun.jp/articles/-/36469?page=1)。是非ご一読下さい。

*作家平野啓一郎氏に拠る、拙著「美意識の値段」の書評はこちら→https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/review/8124。素晴らしい書評を有難うございます!

*拙著「美意識の値段」が集英社新書から発売となりました(→https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1008-b/)。帯は平野啓一郎氏と福岡伸一先生が書いて下さいました!是非ご一読下さい!

*僕が一昨年出演した「プロフェッショナル 仕事の流儀」が、NHKオンデマンドで2021年3月28日迄視聴出来ます。見逃した方は是非(→https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017078195SA000/)!

*山口桂三郎著「浮世絵の歴史:美人画・役者絵の世界」(→http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062924337)が、「講談社学術文庫」の一冊として復刊されました。ご興味の有る方は、是非ご一読下さい。