「男の背中」に関する、幾つかの私的考察。

何もした感覚が無い侭、今年ももう直ぐ1/3が終わって仕舞う…光陰矢の如し。

そして時と共に自分も歳を重ねて来ると、当然鬼籍に入った人も多く為り、最近はジェンダー差別の問題もクローズアップされる事も多いので、「男の」とか「女の」等という形容詞は使い辛く為って居るが、今日はバリバリ昭和生まれの僕に免じて頂き、最近幽明境を異にした人を含めた、極めて昭和的な「男の背中」の話を。

先ずは俳優、田中邦衛。この人にはお会いした事も無く、画面上でしか知らないが、最近の俳優には決して居ないで有ろう超個性的な顔と声、喋り方のインパクトは大きかった。「北の国から」の役柄は、勿論彼のシグナチャーで・ロールで、一挙手一投足に「男」が溢れて居て、その背中は正に「日本の昭和の男」だが、その前に「情けない」、時には「狂気の」が形容詞として付くのでは無いだろうか?

それは「青大将」でもそうだし、安部公房勅使河原宏コンビの「おとし穴」や「他人の顔」での役柄、僕が愛して止まない「仁義なき戦い」シリーズでの、前作で死んでも、次作では別の名でゾンビの様に蘇る(笑)チンピラ役もそうだが、田中邦衛と云う人は「情けない男の背中」を表現できる、数少ない名優だったと思う。

次にジェームズ・レヴァイン。彼は僕の18年間のニューヨーク生活時代に、最も「背中」を見た指揮者の1人だろう。メトロポリタン歌劇場カーネギー・ホール、リンカーン・センターで、彼の指揮を観たのは数知れず。

然し晩年は太り過ぎ、或いは車椅子姿だったり、またセクハラ疑惑が出て出演不可と為ったりと、その背中を確りと見る事は叶わなかった。それでも、彼が来てからMET Operaが世界的な名声を得たのは確かで、これまたセクハラで解雇されたデュトワと共に、その音楽的功績を否定する事は難しいと思う。

そして村上"ポンタ"秀一…僕の大好きだったセッション・ドラマーに登場頂く。

翼をください」で知られる「赤い鳥」のメンバーとしてデビューするが、その後はスタジオ・ミュージシャンとして活躍、僕的にはジャズ・フュージョンも熟せるテクニシャンとして、そして「イカ天」(三宅裕司いかすバンド天国)の審査員としての彼が思い出深い。

この「イカ天」の審査員には、ポンタと共に泉谷しげるのバックバンド「Loser」をやっていた吉田健や、斎藤ノブ伊藤銀次等の曲者ミュージシャンが出演して居たが、この番組に出場した僕の弟もドラマーだった事も有って、彼の厳しいプロフェッショナリズムには、尊敬の念を持って居た。

が、此処にポンタを持って来たのには訳が有って、それは彼が或るインタビューで語った内容に感動したからなのだが、そのインタビューで、彼はインタビュアーにこう聞かれる。

「ポンタさんは今まで多くのミュージシャンと共演して来たと思いますが、一番印象に残っているのは誰ですか?」

「そいつはヴォーカルなんだけど、ドラマーってのは大体ヴォーカルの真後ろに居るだろ?コンサートが始まって俺らが前奏を演奏し始めて、暫くしてそいつがステージに入って来て、スタンドマイクの前に立って歌い始めた途端、そいつの背中を見たら『嗚呼、コイツも人生色々有ったんだろうな…』って思って泣けて来ちゃって、俺、コンサートの初めから終わりまで号泣しながら叩いてたんだよ…」

「何と!それって誰なんですか?」

永ちゃん矢沢永吉)だよ!」

然もありなん…実は僕も某所で2回程永ちゃんを見かけた事があって、そのスタイルの良さと面魂、美声にうっとりした事があるから、永ちゃんとは矢張り「男に惚れられる男」の典型で、ポンタが「男の人生を語る背中」に号泣した事にも充分納得出来たのだった。

「嗚呼、死ぬ迄に『背中で人生を語れる男』に為りたい…」と願う、今日の孫一でした。

 

追伸:最近もうひと方、美術品に人生を賭けた背中を持った方が亡くなった。国内外の一流コレクターや美術館にモノを納め、白洲正子小林秀雄川端康成等の文人との交流でも知られる日本有数の古美術商、柳孝氏である。

僕も亡き父も大変お世話に為り、教えて頂いた柳氏の背中は、決して大きくは無かったが、その背中は昭和、平成、令和と時代を変えても、いつも「美の狩人」としての威厳と自信に満ちて居たと思う。そしてその背中を見て育った孝一氏、孝治氏の御子息達も、これからの日本古美術界をリードして行くに違いない。

柳孝氏のご冥福を、心よりお祈り致します。

 

ーお知らせー

*5月1日発売の「婦人画報」6月号内「極私的名作鑑賞マニュアル」の、連載2回目が掲載されました。今回は静嘉堂文庫美術館所蔵の河鍋暁斎の名品と、美術館移転の奇縁を取り上げました(→https://www.fujingaho.jp/culture/art/a36204478/art-yamaguchikatsura-210502/)。是非ご一読下さい!

*「Nikkei Financial」での連載コラム第5回目、「美意識のスゝメ」が掲載されました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXZQOGD1328G0T10C21A4000000)。美意識の高め方に関する、私的指南書的コラムです。

*「Nikkei Financial」での連載コラム第4回目、「最後に笑うオークションの『戦士』は誰だ?」が掲載されました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXZQOGD16ARI0W1A310C2000000)。アジアで売却された西洋絵画として史上最高額を記録したバスキアの作品と、オークションに関わる人々を取り上げました。

*拙著「若冲のひみつー奇想の絵師はなぜ海外で人気があるのか」(PHP新書)のP. 60の一行目「せききょうず」は「しゃっきょうず」の誤り、P. 62の7行目「大徳寺」は、「相国寺」の間違いです。P. 100をご参照下さい。

*拙著第3弾「若冲のひみつー奇想の絵師はなぜ海外で人気があるのか」が、PHP新書より発売になりました(→https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84915-7)。若冲をビジネスサイドから見た本ですが、図版も多く、江戸文学・文化研究者のロバート・キャンベル先生との対談も収録されている、読み易い本です。ご興味のある方はご一読下さい。

*3月1日発売の「婦人画報」4月号内、「極私的名作鑑賞マニュアル」の隔月連載が始まりました。僕の第一回は「フランシス・ベーコン」(→https://www.fujingaho.jp/culture/art/a35639717/art-yamaguchikatsura-210307/)。是非ご一読下さい。

*「Nikkei Financial」での連載コラム第3回、「花の色は移りにけりないたづらに 日本美術の真価は」が掲載されました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXZQOGD271D00X20C21A1000000)。最近の日本美術マーケットについて書きました。登録が必要ですが、ご興味のある方は是非。

*「Nikkei Financial」での連載コラム第2弾、「All You Need is Love…and Art ?」が掲載されました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXZQOGD077E50X01C20A2000000)。現在ブレイク中の「オンライン・オークション」について書きました。

*「Nikkei Financial」に「閉じ込められている火が、一番燃えるものだ」というタイトルの、直近のオークション業界に関する連載コラム第1弾を寄稿しました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXMZO65491530X21C20A0000000)。登録制ですが、是非ご一読ください。

*大阪の藤田美術館が新しくなり、竣工しました(展示は2022年から)。展示公開が待ち切れません!(→http://fujita-museum.or.jp/topics/2020/10/19/1202/)。

*拙著第2弾「美意識の磨き方ーオークション・スペシャリストが教えるアートの見方」が、8月13日に平凡社新書より発売されました(→https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b512842.html)。諧謔味溢れる推薦帯は、現代美術家杉本博司氏が書いて下さいました。是非ご一読下さい。

*「週間文春」3月12日号内「文春図書館」の「今週の必読」に、作家澤田瞳子氏に拠る「美意識の値段」の有難い書評が掲載されております(→https://bunshun.jp/articles/-/36469?page=1)。是非ご一読下さい。

*作家平野啓一郎氏に拠る、拙著「美意識の値段」の書評はこちら→https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/review/8124。素晴らしい書評を有難うございます!

*拙著「美意識の値段」が集英社新書から発売となりました(→https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1008-b/)。帯は平野啓一郎氏と福岡伸一先生が書いて下さいました。是非ご一読下さい!

*僕が出演した「プロフェッショナル 仕事の流儀」が、NHKオンデマンドで2022年3月28日迄視聴出来ます。見逃した方は是非(→https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017078195SA000/)!

*山口桂三郎著「浮世絵の歴史:美人画・役者絵の世界」(→http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062924337)が、「講談社学術文庫」の一冊として復刊されました。ご興味の有る方は、是非ご一読下さい。

 

 

「熊野」の季節。

あれから10年…時の流れは早くて、遅い。犠牲者の方のご冥福を改めてお祈りしたい。

そしてこの10年の間、僕を含めて人々の生活は一変したが、自然の力だけは変わらず、今年も3月も半ばに為ると、早咲きの桜の蕾も綻び始める。

そんな中、観世能楽堂に足を運び、久し振りにお能を観て来た。片山九郎右衛門師の「熊野(ゆや)」…この時期にピッタリの曲だ。

金春禅竹作とも云われる「三番目」能、「熊野」の舞台は平家の時代。都に出てきて平宗盛の愛妾となっている「熊野」が、故郷の母親から病が重くなったので一目会いたい、との手紙を受け取る。熊野は里に帰らせてくれと宗盛に頼むのだが、宗盛は聞き入れない。里へ帰したら二度と戻らないのではと云う危惧と、熊野を元気付けようとする想いで宗盛は熊野を連れ、清水寺へ花見に出かける。

母の病を憂いながら熊野は観音堂で祈りを捧げ、一座を接待する為に舞うのだが、折悪しくも雨が降り、花を濡らし落とす。そこで熊野は

「いかにせん 都の春も惜しけれど なれし吾妻の 花や散るらん

と詠み、宗盛を感動させて許しを得、嬉しさに震えながら帰郷する、という曲である。

全てが豪華絢爛で、話も判り易く、春と櫻のムンとした薫りが感じられる程に美しいこの能の一番の聴き処は、老いた母親が熊野に宛てた手紙の最後で謡われる、在原業平の母の歌

「老いぬれば さらぬ別れのありといえば いよいよ見まく ほしき君かな」

だろう…母親を一人暮らしさせて居る身には、涙を堪えられぬ歌だ。

そして九郎右衛門師のたおやかな「熊野」を観終わった僕は、嘗て母にプレゼントをした茶碗を思い出して居た。

楽家七代長入の共箱を持つこの赤茶碗は、口辺が軽く波打ち、赤と微かな緑の色合いが美しく、その大らかで春らしい姿に惚れて買ったのだが、その後能にも造詣の深い茶湯者に箱書を頼むと、「熊野」と云う銘が付けられて戻って来た。

能「熊野」は、「今生きて居る人」の尊さを改めて教えてくれる曲で有る。

今度母に会いに行った時には、この「熊野」で母に一服点てようと思う。

 

ーお知らせー

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*拙著第3弾「若冲のひみつー奇想の絵師はなぜ海外で人気があるのか」が、PHP新書より発売になりました(→https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84915-7)。若冲をビジネスサイドから見た本ですが、図版も多く、江戸文学・文化研究者のロバート・キャンベル先生との対談も収録されている、読み易い本です。ご興味のある方はご一読下さい。

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*大阪の藤田美術館が新しくなり、竣工しました(展示は2022年から)。展示公開が待ち切れません!(→http://fujita-museum.or.jp/topics/2020/10/19/1202/)。

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*「週間文春」3月12日号内「文春図書館」の「今週の必読」に、作家澤田瞳子氏に拠る「美意識の値段」の有難い書評が掲載されております(→https://bunshun.jp/articles/-/36469?page=1)。是非ご一読下さい。

*作家平野啓一郎氏に拠る、拙著「美意識の値段」の書評はこちら→https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/review/8124。素晴らしい書評を有難うございます!

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*僕が一昨年出演した「プロフェッショナル 仕事の流儀」が、NHKオンデマンドで2021年3月28日迄視聴出来ます。見逃した方は是非(→https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017078195SA000/)!

*山口桂三郎著「浮世絵の歴史:美人画・役者絵の世界」(→http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062924337)が、「講談社学術文庫」の一冊として復刊されました。ご興味の有る方は、是非ご一読下さい。

京都芸術大学・基礎美術「一期生」の栄光。

緊急事態宣言が延長された。当然の事と思う。

が、それにしても、この期に及んでもオリンピックを「何が何でもやる」といい、人が汗水垂らして収めた税金を医療機関にもPCR検査拡充にも使わず、官房機密費やオリンピックの為に湯水の如く使う政治家、政府にはもう我慢ならない。こんなにも国際的なイヴェントに、こんなにも国際感覚のないトップがいる国…全く国民を馬鹿にした話だ。

最近はこんな事に怒るのにも疲れてきたが、そんな中、今日は久し振りに「熱い気持ち」になった話を。

僕が京都芸術大学(旧京都造形芸術大)の客員教授になったのは、今から4年前の事…当時美術工芸学科長だった椿昇先生の依頼で、先生が新設された「基礎美術コース」(→https://www.kyoto-art.ac.jp/art/department/finearts/base/)に教えに行く事になったのだが、この「美術工芸学科・基礎美術コース」には何とも画期的なカリキュラムが組まれていて、例えば茶道・能楽・生花・禅などが必修科目として入っており、「室町文化こそが、日本文化芸術のオリジン」というコンセプトに拠って新設されたコースで、その一期生の入学試験から関わらせて頂いたのだった。

夏の暑い日、急で長い階段を登り切った京芸大の山頂(!)に在る「千秋堂」で行われた「基礎美」最初の入試は、試験監督とレクチャーをしに行った僕に取っても一生忘れられないもので、それは受験生たちと共に生まれて初めての「茶杓」とその筒を作ったからだ。

2日間で一本の竹を削り、茶杓と筒を作り、銘を付けて墨書する…こんな入学試験を受けた、まだ高校生だった一期生達の個性的で素晴らしい茶杓と銘の衝撃は忘れ難く、今でも自分がお抹茶を飲む時には、その時に作ったジャコメッティの彫刻の様な形状の茶杓「銘 邪子(じゃこ)」を使っている位、僕はその思い出を愛しているのだ。

そして4年経った先週末、僕は一期生の卒展の合評会に呼ばれ、展覧会場に向かった。そしてそこで彼らの説明を聞いたり、立派な作品を観ている間、入学してから行った授業や「ホンモノ」を観に触りに行った骨董屋さんでの実習、そしてNY研修旅行などの思い出が脳裏を巡り、胸が熱くなり、親でもないのに彼らの成長を誇らしく思った。

例えば屏風を作った男子生徒は、屏風自体も制作をした…桟を作り、紙と金箔を貼り、そこに現代的な雲龍を描いた。他にも水墨画や絵巻物、細密なドローイング、花札、焼物や写真作品、彫刻、源氏香のインスタレーション、レシートの切り絵、小紋、漆工品、漢詩の書、枯山水インスタレーション迄バラエティに富み、さすが「基礎美」の学生の作品と唸る程、現代性と伝統を感じさせるクオリティの高い作品ばかりだった。また「身体性」を感じる作品も多く、伊達に茶道や能、座禅や立花等をやって来ていないと強く感じさせ、このコースの素晴らしさを再確認した次第だ。

そして僕は常勤の教授ではなかったから、彼らと過ごした時間はほんの少しだったけれど、人に物を教える時に一番勉強するのは教える方だという事、そしてその過程で僕が学んだ事は何事にも代え難く、僕の一生の財産と為った。

 

京都芸術大学美術工芸学科・基礎美術コースの第一期卒業生の皆へ。

君達は大したものです。よくもこんな風変わりな学科に入り、全うし、素晴らしい作品を生み出しました…この事は君達全員が誇りに思うべき事です。そしてこのコースで学んだ事は、アート・ワールドのみならず、これからのどんな人生でも必ず役立つ「日本人としての人生の基礎」なので、どうぞ大事にして、勇敢に世界で生きて行って下さい。

「基礎美」一期生に栄光あれ!

 

ーお知らせー

*3月1日発売の「婦人画報」4月号内、「極私的名作鑑賞マニュアル」の隔月連載が始まりました。僕の第一回は「フランシス・ベーコン」…是非ご一読下さい。

*「婦人画報」4月号(3/1発売)より、展覧会ページ「極私的名作鑑賞マニュアル」を隔月で担当します。独断と偏見でオススメしますので、是非ご期待ください!

*「Nikkei Financial」での連載コラム第2弾、「All You Need is Love…and Art ?」が掲載されました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXZQOGD077E50X01C20A2000000)。現在ブレイク中の「オンライン・オークション」について書きました。登録が必要ですが、ご興味のある方は!

*「Nikkei Financial」に「閉じ込められている火が、一番燃えるものだ」というタイトルの、直近のオークション業界に関する連載コラム第一弾を寄稿しました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXMZO65491530X21C20A0000000)。登録制ですが、是非ご一読ください。

*大阪の藤田美術館が新しくなり、竣工しました(展示は2022年から)。展示公開が待ち切れません!(→http://fujita-museum.or.jp/topics/2020/10/19/1202/)。

*「T Japan: The New York Times Style Magazine」2020 VOL.27内、「The Price of Collecting:若冲にかけたコレクター夫妻の情熱」で、出光美術館に移ったプライス・コレクションに就いて、悦子プライスさんと共に取材を受けました。ご一読下さい。

*拙著第2弾「美意識の磨き方ーオークション・スペシャリストが教えるアートの見方」が、8月13日に平凡社新書より発売されました(→https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b512842.html)。諧謔味溢れる推薦帯は、現代美術家杉本博司氏が書いて下さいました。是非ご一読下さい。

*今月発売の神戸新聞総局発行、明石総局編の書籍「明石城 なぜ、天守は建てられなかったのか」(→https://kobe-yomitai.jp/book/1034/)内の第3章「消えた襖絵を追う」で、僕が嘗てオークションで手掛けた長谷川等仁作「旧明石城襖絵」(この襖に関する拙ダイアリーは→https://art-alien.hatenablog.com/entry/20120723/1343050359)が、綿密な調査と共に紹介されて居ます。美術品の「流転の極み」とも言えるこのストーリー、是非ご一読下さい。

*「週間文春」3月12日号内「文春図書館」の「今週の必読」に、作家澤田瞳子氏に拠る「美意識の値段」の有難い書評が掲載されております(→https://bunshun.jp/articles/-/36469?page=1)。是非ご一読下さい。

*作家平野啓一郎氏に拠る、拙著「美意識の値段」の書評はこちら→https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/review/8124。素晴らしい書評を有難うございます!

*拙著「美意識の値段」が集英社新書から発売となりました(→https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1008-b/)。帯は平野啓一郎氏と福岡伸一先生が書いて下さいました!是非ご一読下さい!

*僕が一昨年出演した「プロフェッショナル 仕事の流儀」が、NHKオンデマンドで2021年3月28日迄視聴出来ます。見逃した方は是非(→https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017078195SA000/)!

*山口桂三郎著「浮世絵の歴史:美人画・役者絵の世界」(→http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062924337)が、「講談社学術文庫」の一冊として復刊されました。ご興味の有る方は、是非ご一読下さい。

 

謹賀新年。

新年明けまして、御目出度う御座います。

昨年は本の出版等を始め、本業でも多くの方にお世話になりました。今年も出版・連載の予定がありますので、乞うご期待。

そして去年は本当に色々な事が有った年だが、今年は良い年に為ります様に。

が、それもこれも政府次第…今の政権は、責任は痛感せども決して取らず、間違いを認めず、排他主義で、リーダーシップも無く、オリンピックに使う金があったら医療従事者と施設拡充に回すべき人の収めた税金を無駄に使って居る、トンデモ政権なのだから(序でに云えば、メディアも腐り切っている)。

と云う事は、2021年の日本を良くするのは、政府でも誰でも無い…我々国民である。その意識を持って今年を過ごして行きたいと思う。

白隠禅師曰く、動中工夫勝静中百千億倍。

本年も宜しくお願い申し上げ候。

桂屋孫一拝

 

ーお知らせー

*「Nikkei Financial」での連載コラム第2弾、「All You Need is Love…and Art ?」が掲載されました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXZQOGD077E50X01C20A2000000)。現在ブレイク中の「オンライン・オークション」について書きました。登録が必要ですが、ご興味のある方は!

*「Nikkei Financial」に「閉じ込められている火が、一番燃えるものだ」というタイトルの、直近のオークション業界に関する連載コラム第一弾を寄稿しました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXMZO65491530X21C20A0000000)。登録制ですが、是非ご一読ください。

*大阪の藤田美術館が新しくなり、竣工しました(展示は2022年から)。展示公開が待ち切れません!(→http://fujita-museum.or.jp/topics/2020/10/19/1202/)。

*「T Japan: The New York Times Style Magazine」2020 VOL.27内、「The Price of Collecting:若冲にかけたコレクター夫妻の情熱」で、出光美術館に移ったプライス・コレクションに就いて、悦子プライスさんと共に取材を受けました。ご一読下さい。

*拙著第2弾「美意識の磨き方ーオークション・スペシャリストが教えるアートの見方」が、8月13日に平凡社新書より発売されました(→https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b512842.html)。諧謔味溢れる推薦帯は、現代美術家杉本博司氏が書いて下さいました。是非ご一読下さい。

*今月発売の神戸新聞総局発行、明石総局編の書籍「明石城 なぜ、天守は建てられなかったのか」(→https://kobe-yomitai.jp/book/1034/)内の第3章「消えた襖絵を追う」で、僕が嘗てオークションで手掛けた長谷川等仁作「旧明石城襖絵」(この襖に関する拙ダイアリーは→https://art-alien.hatenablog.com/entry/20120723/1343050359)が、綿密な調査と共に紹介されて居ます。美術品の「流転の極み」とも言えるこのストーリー、是非ご一読下さい。

*「週間文春」3月12日号内「文春図書館」の「今週の必読」に、作家澤田瞳子氏に拠る「美意識の値段」の有難い書評が掲載されております(→https://bunshun.jp/articles/-/36469?page=1)。是非ご一読下さい。

*作家平野啓一郎氏に拠る、拙著「美意識の値段」の書評はこちら→https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/review/8124。素晴らしい書評を有難うございます!

*拙著「美意識の値段」が集英社新書から発売となりました(→https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1008-b/)。帯は平野啓一郎氏と福岡伸一先生が書いて下さいました!是非ご一読下さい!

*僕が一昨年出演した「プロフェッショナル 仕事の流儀」が、NHKオンデマンドで2021年3月28日迄視聴出来ます。見逃した方は是非(→https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017078195SA000/)!

*山口桂三郎著「浮世絵の歴史:美人画・役者絵の世界」(→http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062924337)が、「講談社学術文庫」の一冊として復刊されました。ご興味の有る方は、是非ご一読下さい。

 

引き際の魔術師。

気がつけば11月ももう半ば…今年は、僕の人生のここ30年間で「初めて『海外』へ行かなかった年」と為った。

酷い時はニューヨーク〜日本間を毎月往復していた僕に取って、外国出張は身体的にはキツくても、精神的には気分転換や気を紛らわすのに最適だったし、一箇所に、然も今の日本にずっと居る事の辛さは、毎月2万キロ以上を飛ぶ事の比では無い。

そして一つの場所に身体が縛られて、身体の空間移動の自由を奪われると、嫌でも色々な事を考え始めて仕舞い、既に未来よりの過去の方が遥かに長く為った僕等は、自分の行く末を考え始めて不安になったり、色々な意味での断捨離を考えたりし始める。

そんな中、先日久し振りにサントリー・ホールに赴き、ゲルギエフ&ウィーン・フィルを聴いてきた。

この日のプログラムは、ベートーヴェン「序曲『コリオラン』Op. 62」、チャイコフスキーロココ風の主題による変奏曲 イ短調 Op. 33」、そしてリヒャルト・シュトラウスの「交響詩英雄の生涯』Op. 40」で、チャイコでのソロチェリスト堤剛氏で有った。

このコロナ禍下で、ウィーン・フィルも良くぞ来日した!という感じだったが、始まった演奏は正直僕の期待を裏切る物で、弦の素晴らしさは流石だが、頭は揃わないし管もイマイチで、少々ガッカリ…然しこの状況下では、生のクラシック音楽を聴けるだけ有難いと思わねばならない(実際、彼らがアンコールで演奏した「皇帝円舞曲」は、自分史上最高のワルツ演奏だった!)。

こんな気分でベートーヴェンを遣り過ごし、チャイコが始まって78歳の堤氏が弾き始めて暫く経つと、何年か前に観たある舞台が脳裏に甦り、居ても立っても居られなくなったのだが、その舞台とは歌舞伎座で観た四代目坂田藤十郎の舞踊で有った(その四代目は、昨日亡くなられました。心よりお悔やみ申し上げます)。

その日の山城屋は女形としても決して美しくなく、足元も覚束なくて、何故こんな自分と芸を人に観せるのだろう?と思った物だ。特に日本の芸能では、能でも歌舞伎でも、満足に舞や演技が出来なくても「味」や「格」で舞台が勤まる、と良く云われ、現に扇子を真っ直ぐに構えられない程の老齢の能役者の仕舞を見た事も多い。

が、此方としては高いお金を払って観に来ているのだから、出演者の肉体的衰えに因る、度を超えて不完全な芸を観るのは決して本意では無い…その意味でこの日の堤氏の演奏は、残念ながら音程は定まらず、強弱も感じられず、ソロだったらまだしもウィーン・フィルをバックに演奏するには、少々無理がある様に思えた。

楽家に取っても体力や精神力の衰えの自覚は重要課題だし、況してや天下のウィーン・フィルとの競演ならば、若い演奏家にチャンスをあげても良かったのでは無いだろうか?と迄考えて仕舞った。

もう一つ僕の体験を云えば、コロナ禍前のフジコ・ヘミングのリサイタルに行った時の事…ヘミングの演奏は明らかにミスタッチが多く、信じられないミスも連発していたが、音色は美しく、老齢の「ソロ」演奏家としての「味」として許せた。要は演奏家は、自分が今どう云う演奏が「出来る」のか、或いは「しか出来ない」のかを分かって居なければ、観衆からの「報酬」に応える事は出来ないと思う。

「この曲はもう舞えない、もう弾けない」と云った事を演奏家舞踊家が自覚する、或いは誰かが本人に伝える事が如何に困難かは、アート・スペシャリストで有る僕でも解る…そしてこの事は僕の、いや、誰の仕事でもそうなのだろうと思う。

今年の長いコロナ禍下で久し振りに聴いた音楽は、僕に「どうすれば『引き際の魔術師』に為れるか?」を強く意識させて呉れたのだった。

 

追伸:遅くなりましたが、先月の銀座蔦屋書店での、平野啓一郎氏との拙著出版記念トーク配信を視聴して下さった皆様、そして快くお相手を引き受けて下さった平野さんに、心より御礼申し上げます!

 

ーお知らせー

*「Nikkei Financial」での連載コラム第2弾、「All You Need is Love…and Art ?」が掲載されました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXZQOGD077E50X01C20A2000000)。現在ブレイク中の「オンライン・オークション」について書きました。登録が必要ですが、ご興味のある方は!

*「NikkeiFinancial」に「閉じ込められている火が、一番燃えるものだ」というタイトルの、直近のオークション業界に関する連載コラム第一弾を寄稿しました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXMZO65491530X21C20A0000000)。登録制ですが、是非ご一読ください。

*大阪の藤田美術館が新しくなり、竣工しました(展示は2022年から)。待ち切れません!(→http://fujita-museum.or.jp/topics/2020/10/19/1202/)。

*「T Japan: The New York Times Style Magazine」2020 VOL.27内、「The Price of Collecting:若冲にかけたコレクター夫妻の情熱」で、出光美術館に移ったプライス・コレクションに就いて、悦子プライスさんと共に取材を受けました。ご一読下さい。

*拙著第2弾「美意識の磨き方ーオークション・スペシャリストが教えるアートの見方」が、8月13日に平凡社新書より発売されました(→https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b512842.html)。諧謔味溢れる推薦帯は、現代美術家杉本博司氏が書いて下さいました。是非ご一読下さい。

*「ART HOURS」に嬉しい拙著の書評が掲載されました(→https://arthours.jp/article/biishikinonedan)。是非ご一読ください。

*「NIKKEI STYLE」内「ブックコラム」(→https://style.nikkei.com/article/DGXMZO58642800Q0A430C2000000/)に、拙著に関する僕のインタビューが掲載されています。

*今月発売の神戸新聞総局発行、明石総局編の書籍「明石城 なぜ、天守は建てられなかったのか」(→https://kobe-yomitai.jp/book/1034/)内の第3章「消えた襖絵を追う」で、僕が嘗てオークションで手掛けた長谷川等仁作「旧明石城襖絵」(この襖に関する拙ダイアリーは→https://art-alien.hatenablog.com/entry/20120723/1343050359)が、綿密な調査と共に紹介されて居ます。美術品の「流転の極み」とも言えるこのストーリー、是非ご一読下さい。

*「週間文春」3月12日号内「文春図書館」の「今週の必読」に、作家澤田瞳子氏に拠る「美意識の値段」の有難い書評が掲載されております(→https://bunshun.jp/articles/-/36469?page=1)。是非ご一読下さい。

*2月15日付日経「新書」にて「美意識の値段」が取り上げられました(→https://www.nikkei.com/article/DGKKZO55630490U0A210C2MY6000/)。

*1月22日の産経新聞書評欄に、拙著「美意識の値段」が取り上げられました(→https://www.sankei.com/premium/news/200122/prm2001220002-n1.html)。

*作家平野啓一郎氏に拠る、拙著「美意識の値段」の書評はこちら→https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/review/8124。素晴らしい書評を有難うございます!

*拙著「美意識の値段」が集英社新書から発売となりました(→https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1008-b/)。帯は平野啓一郎氏と福岡伸一先生が書いて下さいました!是非ご一読下さい!

藤田美術館の公式サイト内「Art Talk」で、藤田清館長と対談しています。是非ご一読下さい(→http://fujita-museum.or.jp/topics/2018/12/17/351/)。

*僕が嘗て扱い、現在フリア美術館所蔵の名物茶壺「千種」に関する物語が、『「千種」物語 二つの海を渡った唐物茶壺」として本に為っています(→http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033551943&Action_id=121&Sza_id=E1)。非常に面白い、歴史を超えた茶壺の旅のお話を、是非ご一読下さい!(因みに、その「千種」に関する僕のダイアリーはこちら→http://d.hatena.ne.jp/art-alien/20090724/1248459874、今から思えば、これも藤田美術館旧蔵で有った…)

*僕が一昨年出演した「プロフェッショナル 仕事の流儀」が、NHKオンデマンドで2021年3月28日迄視聴出来ます。見逃した方は是非(→https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017078195SA000/)!

*山口桂三郎著「浮世絵の歴史:美人画・役者絵の世界」(→http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062924337)が、「講談社学術文庫」の一冊として復刊されました。ご興味の有る方は、是非ご一読下さい。

 

 

 

緊急告知。

皆様、大変ご無沙汰致して居ります。

此処に書きたい事は山の様に有るのだが、ダイアリーも中々更新出来ず、遺憾極まり無い…今の自分の職種では、書く事も、観る事も、調べる事も、儘為らず、集中し辛い。

等と云い訳と愚痴を口にしながら、今日は来週に開催されるイベントの告知を。

来たる10/28の20時ー21時、拙著「美意識を磨く」(平凡社新書)刊行記念のトーク・イベントを、銀座蔦屋書店より配信します。

トークのお相手は、小説家平野啓一郎氏…平野氏は、僕も涙したドラクロワショパンの友情を描いた大作「葬送」の執筆や、国立西洋美術館での展覧会キュレーションを始め、写真賞の審査員を務められている事も有り、美術・音楽・舞台を含めたアート好き・アート擁護者として知られる知の巨人です。

そんな平野氏との1時間は、僕に取っても愉悦のひと時は必至…イベントの詳しい内容と試聴方法はこちらから→https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000058854.html

お時間あります皆々様、ご高覧頂ければ幸甚です。

 

ーお知らせー

*「NikkeiFinancial」に「閉じ込められている火が、一番燃えるものだ」というタイトルの、直近のオークション業界に関するコラムを寄稿しました(→https://financial.nikkei.com/article/DGXMZO65491530X21C20A0000000)。登録制ですが、是非ご一読ください。

*大阪の藤田美術館が新しくなり、竣工しました(展示は2022年から)。待ち切れません!(→http://fujita-museum.or.jp/topics/2020/10/19/1202/)。

*「T Japan: The New York Times Style Magazine」2020 VOL.27内、「The Price of Collecting:若冲にかけたコレクター夫妻の情熱」で、出光美術館に移ったプライス・コレクションに就いて、悦子プライスさんと共に取材を受けました。ご一読下さい。

*拙著第2弾「美意識の磨き方ーオークション・スペシャリストが教えるアートの見方」が、8月13日に平凡社新書より発売されました(→https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b512842.html)。諧謔味溢れる推薦帯は、現代美術家杉本博司氏が書いて下さいました。是非ご一読下さい。

*「ART HOURS」に嬉しい拙著の書評が掲載されました(→https://arthours.jp/article/biishikinonedan)。是非ご一読ください。

*「NIKKEI STYLE」内「ブックコラム」(→https://style.nikkei.com/article/DGXMZO58642800Q0A430C2000000/)に、拙著に関する僕のインタビューが掲載されています。

*今月発売の神戸新聞総局発行、明石総局編の書籍「明石城 なぜ、天守は建てられなかったのか」(→https://kobe-yomitai.jp/book/1034/)内の第3章「消えた襖絵を追う」で、僕が嘗てオークションで手掛けた長谷川等仁作「旧明石城襖絵」(この襖に関する拙ダイアリーは→https://art-alien.hatenablog.com/entry/20120723/1343050359)が、綿密な調査と共に紹介されて居ます。美術品の「流転の極み」とも言えるこのストーリー、是非ご一読下さい。

*「週間文春」3月12日号内「文春図書館」の「今週の必読」に、作家澤田瞳子氏に拠る「美意識の値段」の有難い書評が掲載されております(→https://bunshun.jp/articles/-/36469?page=1)。是非ご一読下さい。

*3月4日付「日刊ゲンダイDigital」にて「美意識の値段」の書評が掲載されました(→https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/269858)。

*2月15日産経新聞内「本ナビ+1」で、永青文庫副館長橋本麻里氏が拙著を取り上げて下さいました(→https://www.sankei.com/life/news/200215/lif2002150018-n1.html)。

*2月15日付日経「新書」にて「美意識の値段」が取り上げられました(→https://www.nikkei.com/article/DGKKZO55630490U0A210C2MY6000/)。

*1月22日の産経新聞書評欄に、拙著「美意識の値段」が取り上げられました(→https://www.sankei.com/premium/news/200122/prm2001220002-n1.html)。

*作家平野啓一郎氏に拠る、拙著「美意識の値段」の書評はこちら→https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/review/8124。素晴らしい書評を有難うございます!

*拙著「美意識の値段」が集英社新書から発売となりました(→https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1008-b/)。帯は平野啓一郎氏と福岡伸一先生が書いて下さいました!是非ご一読下さい!

藤田美術館の公式サイト内「Art Talk」で、藤田清館長と対談しています。是非ご一読下さい(→http://fujita-museum.or.jp/topics/2018/12/17/351/)。

*僕が嘗て扱い、現在フリア美術館所蔵の名物茶壺「千種」に関する物語が、『「千種」物語 二つの海を渡った唐物茶壺」として本に為っています(→http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033551943&Action_id=121&Sza_id=E1)。非常に面白い、歴史を超えた茶壺の旅のお話を、是非ご一読下さい!(因みに、その「千種」に関する僕のダイアリーはこちら→http://d.hatena.ne.jp/art-alien/20090724/1248459874、今から思えば、これも藤田美術館旧蔵で有った…)

*僕が一昨年出演した「プロフェッショナル 仕事の流儀」が、NHKオンデマンドで2021年3月28日迄視聴出来ます。見逃した方は是非(→https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017078195SA000/)!

*山口桂三郎著「浮世絵の歴史:美人画・役者絵の世界」(→http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062924337)が、「講談社学術文庫」の一冊として復刊されました。ご興味の有る方は、是非ご一読下さい。

半沢直樹:「東京中央銀行」での最大派閥に就いて。

安倍総理が突如辞任を発表し、どうも菅官房長官が後継となりそうだ。

終わった事は仕方ないが、しかし新首相、そして特にメディアには安倍政権時代の負の部分の反省を「痛切に」反省して貰い、この千載一遇の「改革のチャンス」を無駄にしないで欲しい。一国民としての切なる願いである。

そんな中、毎週日曜日には必ず齧り付いて観ている「半沢直樹2」…ドラマの中で柄本明江口のりこが演じる政治家達も、さも有らんと云う感じだが、このドラマのスピード感溢れる勧善懲悪のシンプルな展開や、複雑な策謀の嵐、個性派俳優達の演技に目が離せない。

そしてこの「半沢直樹」、出演者達の「顔芸」や台詞回しも回を重ねる毎に超「歌舞伎化」して来て居て(今日の「半沢」にも香川「中車」に拠る「さぁ、さぁ、さぁ、さぁ!」と云う「繰上」が有った!)、思わず「待ってました!」と「大向こう」に為ってテレビに向かって声も出したくなった程だった(笑)。

さて、今回この「半沢直樹2」に僕の思い入れが強いのは、勿論ドラマの面白さが一番の理由なのだが、実はもう1つ理由が有って、それは僕の母校に由来する。

僕の母校は東京千代田区に在る暁星学園と云う学校で、カトリック系男子校。フランス人宣教師に拠って設立された為、幼稚園からフランス語の授業が有って(僕が居た当時は)、信者でない生徒もお祈りを唱えたり、賛美歌を歌ったり、そして入学式や卒業式では君が代と共に、フランス国家「ラ・マルセイエーズ」を歌わねばならない…なので、暁星学園の卒業生は、恐らくは90%の確率でフランス国家が歌える筈である。

ではそんな暁星学園と「半沢直樹」との関係はというと、主要出演者に我が母校の同窓生が多いと云う事で、その同窓生を挙げれば、先ずは半沢の部下、東京セントラル証券森山役の賀来賢人、大和田常務役の香川照之と伊佐山部長役の市川猿之助、そして中野渡頭取役の北大路欣也だ!

こう見ると「東京中央銀行」での最大派閥は、旧産業中央銀行系でも旧東京第一銀行系でも無く、「旧暁星学園系」では無いか(笑)。

これから帝国航空の再建を巡って、行内の裏切り者や身勝手な政治家と対決する、何時でも正論で闘う半沢直樹。今後のキー・パーソンは大臣秘書役の笠松(児島一哉)の様な気がするのだが…。

何れにせよ、この爽快勧善懲悪「経済歌舞伎」の「半沢直樹2」、見逃せません!

P.S. 東京中央銀行が政府に打ち勝ち、帝国航空の再建に目処が立った時、或いはドラマ収録の打上げに「ラ・マルセイエーズ」が歌われたりして(笑)。

 

ーお知らせー

*「T Japan: The New York Times Style Magazine」2020 VOL.27内、「The Price of Collecting:若冲にかけたコレクター夫妻の情熱」で、出光美術館に移ったプライス・コレクションに就いて、悦子プライスさんと共に取材を受けました。ご一読下さい。

*拙著第2弾「美意識の磨き方ーオークション・スペシャリストが教えるアートの見方」が、8月13日に平凡社新書より発売されました(→https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b512842.html)。諧謔味溢れる推薦帯は、現代美術家杉本博司氏が書いて下さいました。是非ご一読下さい。

事業構想大学院大学刊「人間会議2020夏号 アート思考とクリエイティビティ」(→https://www.projectdesign.jp/feature/kankyoningen/)に、インタビューが掲載されています。ご一読を。

*「ART HOURS」に嬉しい拙著の書評が掲載されました(→https://arthours.jp/article/biishikinonedan)。是非ご一読ください。

*「NIKKEI STYLE」内「ブックコラム」(→https://style.nikkei.com/article/DGXMZO58642800Q0A430C2000000/)に、拙著に関する僕のインタビューが掲載されています。

*今月発売の神戸新聞総局発行、明石総局編の書籍「明石城 なぜ、天守は建てられなかったのか」(→https://kobe-yomitai.jp/book/1034/)内の第3章「消えた襖絵を追う」で、僕が嘗てオークションで手掛けた長谷川等仁作「旧明石城襖絵」(この襖に関する拙ダイアリーは→https://art-alien.hatenablog.com/entry/20120723/1343050359)が、綿密な調査と共に紹介されて居ます。美術品の「流転の極み」とも言えるこのストーリー、是非ご一読下さい。

*「週間文春」3月12日号内「文春図書館」の「今週の必読」に、作家澤田瞳子氏に拠る「美意識の値段」の有難い書評が掲載されております(→https://bunshun.jp/articles/-/36469?page=1)。是非ご一読下さい。

*3月4日付「日刊ゲンダイDigital」にて「美意識の値段」の書評が掲載されました(→https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/269858)。

*2月28日付朝日新聞デジタル「&Ⓜ︎」内のインタビュー、「クリスティーズジャパン社長と映画『ラスト・ディール』に学ぶ ホンモノを見抜く力」(→https://www.asahi.com/and_M/20200228/9915737/)にて、インタビューを受けました。

*2月15日産経新聞内「本ナビ+1」で、永青文庫副館長橋本麻里氏が拙著を取り上げて下さいました(→https://www.sankei.com/life/news/200215/lif2002150018-n1.html)。

*2月15日付日経「新書」にて「美意識の値段」が取り上げられました(→https://www.nikkei.com/article/DGKKZO55630490U0A210C2MY6000/)。

*1月22日の産経新聞書評欄に、拙著「美意識の値段」が取り上げられました(→https://www.sankei.com/premium/news/200122/prm2001220002-n1.html)。

*「J-CAST ニュース」内「BOOK ウォッチ」(→https://books.j-cast.com/2020/02/12010854.html)、「Bur@rt ぶらっとアート」(→https://kobalog.jp/burart/2020/01/aesthetics-and-prices/)にて、「美意識の値段」が取り上げられました。

*作家平野啓一郎氏に拠る、拙著「美意識の値段」の書評はこちら→https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/review/8124。素晴らしい書評を有難うございます!

*拙著「美意識の値段」が集英社新書から発売となりました(→https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1008-b/)。是非ご一読下さい!

藤田美術館の公式サイト内「Art Talk」で、藤田清館長と対談しています。是非ご一読下さい(→http://fujita-museum.or.jp/topics/2018/12/17/351/)。

*僕が嘗て扱い、現在フリア美術館所蔵の名物茶壺「千種」に関する物語が、『「千種」物語 二つの海を渡った唐物茶壺」として本に為っています(→http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033551943&Action_id=121&Sza_id=E1)。非常に面白い、歴史を超えた茶壺の旅のお話を、是非ご一読下さい!(因みに、その「千種」に関する僕のダイアリーはこちら→http://d.hatena.ne.jp/art-alien/20090724/1248459874、今から思えば、これも藤田美術館旧蔵で有った…)

*僕が一昨年出演した「プロフェッショナル 仕事の流儀」が、NHKオンデマンドで2021年3月28日迄視聴出来ます。見逃した方は是非(→https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017078195SA000/)!

*山口桂三郎著「浮世絵の歴史:美人画・役者絵の世界」(→http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062924337)が、「講談社学術文庫」の一冊として復刊されました。ご興味の有る方は、是非ご一読下さい。