2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ワープした、「ハロウィン・イヴ」。

さて、素晴らしい天気だった土曜日は、ゆっくりと起きて、ブランチは二週連続で「パンケーキ」。しかし、この日のパンケーキは「ホテル・ニューオータニ」のパンケーキ・ミックスで、我々一番の「お気に」。以前はこの「ニューオータニ・パンケーキ」も、ニ…

「クリスティーズ」で週末を。

ハロウィーンを今週末に控えた今日のニューヨークは、最高14度で最低7度。段々と冬の足音が聞こえて来た…。しかし今日もドバイと英国で、イエメンからのシカゴ向け貨物に爆発物が見つかり、昨日は昨日で、アメリカ国内で今年になってから、何と40人目の「テ…

帰りのタクシーで考えた事。

ゲル妻の膝は、それなりに順調な快復の兆しが見える。この分で行くと、筆者が下僕「ゲル夫」で居られるのも、後一週間位か…嬉しい様な悲しい様な、である(笑)。さて昨日の水曜日は、外出が難しいその妻の許しを得て、イースト・ヴィレッジのステキなロフト…

「ゲル化」した日、そして「印象派週間」間近。

日曜の夜は、夫婦共々宮殿でノンビリしていたら、作曲家のAちゃんからのメールが。何と翌日膝の手術を控える「ゲル妻」の為に、「胡桃のケーキ」を焼いてくれたらしく、届けてくれるとの事…何と優しいのだろう(涙)。そして8時半過ぎAちゃんがやって来て、…

週末は、「アダージョ」の余韻を楽しむ。

金曜日、マーラーを堪能した後の夕食は、A姫、建築家Sと作曲家Aのカップル、そして「ゲルギエフ第二夫人」妻(この名前は長過ぎるので、「ゲル妻」と呼ぶ事にする:笑)の総勢5人で、アッパー・イーストサイドのこじんまりとした和食店、「DONGURI」にて。こ…

ゲルギエフ指揮:マーラー「交響曲第五番」@カーネギー・ホール。

人は何故「音楽会」と云う物に、自らの時間と金を費やして迄、行こうとするのだろうか。昨日カーネギー・ホールの「Tier 1」(バルコニー)の中央やや右で観聴した、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮・マリインスキー交響楽団に拠るマーラーの「交響曲第五番」は…

Yoshitomo Nara:"NOBODY'S FOOL"@Asia Society。

しかしニューヨークと云う街は、ファッションと云う意味を含めて、街行く人の着ている物を見ると、本当に色々な人が住んでいるのだなぁ、と思う。今朝などは、もう「木枯らし」かと思える様なハドソン河からの風が吹きつけ、ウールのインナーの付いた厚手の…

"The World of Khubilai Khan-Chinese Art in the Yuan Dynasty"@メトロポリタン美術館。

ニューヨークも大分寒くなってきた。さてこの間の日曜日は、午後から仲の良い友人のC&Rのカップルと「The Mark Restaurant」ブランチ。「The Mark」は元々有名なホテルだったのだが、現在は超高級コンドミニアムとなっており(14億円位するらしい!)、嘗て…

幸せな「社員」としての私。

先週の金曜日、朝5時過ぎに起きて飛び乗ったサンフランシスコからの便は、午後4時過ぎ、奇跡的に定刻にJFK空港に着き、普通ならば直帰する所なのだが、この日ばかりはロックフェラー・センターのオフィスにその足で戻った。夜7時から会社の「ボード・ルーム…

「桑港美術日誌」その弐:災い転じて福と為す。

サンフランシスコでの2日目は、オフィスで雑用の後某業者とランチ、顧客を訪ねた後は時間が空いたので、サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)を見学。SFMOMAには、「GAP」の創業者であるドナルド・フィッシャーのコレクション展「Calder to Warhol:Introdu…

「桑港美術日誌」その壱:桑港の夜は早い。

水曜の朝は5時過ぎに起きて、サンフランシスコへ飛んだ。しかし毎回思うのだが、ニューヨーク→サンフランシスコ(若しくはロサンジェルス)と云う航路は、同国内だと云うのに6時間も飛行機に乗り、その上3時間の時差まで有る事等とっくに判っている筈なのに…

「巨大仏」に恋して。

昨晩のニューヨークは、1インチ(2.5cm.)もの大きさの雹が降り、マンハッタンの我が地獄宮殿でもゴツン、ゴツンとエアコン室外機に当る音に吃驚して、窓に駆け寄った程だった。そんな中、最近購入した或るアートが宮殿に届けられ、夕食後「壁掛け」作業に精…

伸ばした手の先に有る物、それは…:山海塾「TOBARI」@The Joyce Theater。

ジョン・レノンが生きていれば、彼の「古希」の誕生日だった土曜日は、セントラル・パークの集会には行かずに、久し振りにチェルシーへ。秋になると、メイン・シーズンの11月に向けて、チェルシーの画廊もエンジンを掛け始める。散歩がてら、目ぼしい所を色…

シュールな現実と、リアルな夢:オスカール大岩の「Open Studio」。

秋のニューヨークは、美しく短い。そんな素晴しい気候の金曜日は、夕方からクイーンズのロング・アイランド・シティに向かった…「OPEN STUDIO」をするアーティスト、オスカール大岩を訪ねる為である。ニューヨーク在住、日系ブラジル人現代美術家のオスカー…

「暗殺」、或いは「幕末ヌーヴェル・ヴァーグ」。

ニューヨーク市場で、今日滔々ドルが81円台を記録した…円高等もう耳タコだが、このままでは来月日本での作品探しに、重大な支障が出る。日本政府には早く何とかして欲しい…が何ともならんだろう(嘆)。そして中国の民主運動家、劉暁波氏に「中国本土在住中…

パトリシアが造る「柔らかい異物」:"Not As We Know It"@Haunch of Venison.

今年のノーベル文学賞は、ペルーの作家マリオ・バルガス・リョサに決まったそうである。また、化学賞に日本人が2人選ばれた事は非常に喜ばしい事と思うが、国籍がどうこうと云うより、2人とも米国の同じ大学の研究室で学んだという所が面白い。さて秋風が寒…

ピナ・バウシュの「水の舞台」:"VOLLMOND"@BAM。

昨晩は、BAM(Brooklyn Academy of Music)のHoward Gilman Opera Houseで行われた、Tanztheater Wuppertal Pina Bausch(ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団)の「Vollmond」(Full Moon)を観に行った。この舞台は、昨年惜しくも亡くなったドイツ人コンテ…

「涙を、獅子のたて髪に」@WALTER READE THEATER。

小沢氏が強制起訴された。全く以って不透明極まる「検察審査会」と云うシステムに怒りを覚えるのだが、こんな事が罷り通る今の日本の将来は、本当に暗い。そもそもこの「申立」なるモノは、検察審査会法第2条2項・30条により「審査申立は、告訴者、告発者、…

「紐育驚愕祝宴公司」、再活動@伊麗莎白宮殿。

翌日が9月5日以来の休日(!)だと云う事で、金曜日の夜は爆発してやる!と思いながらも、仕事を終えると先ずは顧客のハウス・パーティーへ。そうこうしていると、友人のアーキテクトS氏からメールが来て、ミッドタウンの良く行く和食屋「T」で友人達と食事…

「白隠」と焼肉。

何と、10月になってしまった(汗)。今年も後3ヶ月…この秋には、今月中旬の西海岸、そして11月中旬から始まるニューヨーク→日本→台湾→香港→日本と云う結構過酷なビジネス・ツアーが組まれており、しかし「日本」とは云えども、多い時には10以上の都道府県を…