2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「見納め」ジャパン。

今、成田のラウンジに居る…今日これから、ニューヨークに戻るのだ。が、ニューヨークに戻っても、翌日の朝8時半の飛行機で、時差付き2泊3日のアメリカ国内出張…人生はそう甘くは無い(笑)。さて昨日は、日本滞在最終日、観れずに居た幾つかの展覧会を、駈け…

フランス→イタリア→ドイツ→英国→韓国→ベルギー@東京。

昨日は朝から、日本での仕事のラップ・アップ。オフィスでメールを整理した後は、顧客回りを始める前に、綺麗にリノベートした、キャピトル東急のカフェ「オリガミ」でランチ。 この「オリガミ」には、もう人生の半分の年月に渡り通って居るのだが、オムライ…

虚しき「料亭弁当」。

ハリケーン「アイリーン」が、ニューヨークを通過したらしい。今の所、友人達に大きな被害が無い様で安心しているが、今朝天気予報を見たら、9月1日〜2日に台風が東京を直撃する可能性が有るとの事…31日に東京を発つ筆者は、マジにラッキーで有る。「災害除…

Super relaxed Saturday with creative friends。

日本滞在も、後数日。メルト妻等は、日本滞在が10日も過ぎると、ニューヨークに帰りたくて次第にイライラし始めるので、手に負えない…たまにしか来日しないので、日米間での頭や態度の切り替えが上手く出来ないのだ。それにつけても心配なのは、ニューヨーク…

幽霊と空海。

一昨日、下見会が無事終了した。美術館館長や学芸員、美術史家、能役者、コレクター、業者、各メディア等、そして東大理学部物理教授やクラシック・ギタリスト迄、多数の方にご来場頂いた…此処に御礼申し上げる。今回は、少しでも多くの方に日本美術に興味を…

「写楽五人男」@東京下見会。

何と、アメリカ東海岸で地震が有った。ヴァージニアが震源らしく、M5.8だとか…ニューヨークの同僚・友人達もかなりビックリしたらしく、特に彼らは今年、東日本大震災の映像を散々見ていたから、「地震初体験」は相当恐怖だったに違いない。実はその前日にも…

屋久島日記(4):長い帰京、そして島で学んだ事。

屋久島の最終日は、朝11時半の飛行機迄の滞在。日頃「超インドア」な筆者に取っては、ニューヨーク→東京→萩→鹿児島→屋久島と旅をして来て、3日間連続で朝4時起き、この2日間森や沢を一日中歩き回ると云う、恐らくここ10年で最もアクティブに動いた日々だった…

屋久島日記(3):緑色の「再生」神殿と、感謝。

昨日は、再びTさんに朝5時に迎えに来て貰い、島の東側へと車を走らせた。着いた場所は、Tさんが朝御飯を良く食べると云う埠頭…日の出を観ながらの朝食である。宿のオバサンに作って貰った、宿での朝食代わりのお握りを持っていたのだが、Tさんに乞われる侭に…

屋久島日記(2):「循環」と「共生」の島。

昨日は屋久島2日目。本格的な屋久島体験の初日だが、4日目の午前中に帰ってしまうので、「全日」有るのは2日間だけなのだが…。朝5時に、頼んだ個人ツアーのガイド、Tさんが宿に迎えに来てくれる。Tさんは、或る有名写真家の最新写真集の為に森のガイドをした…

屋久島日記(1):屋久島到着と、「ご神山祭り」花火大会。

昨日は、早朝5時過ぎに萩の妻の実家を出、新幹線を乗り継いで、9時半過ぎに鹿児島駅に到着。そして早速、屋久島へ…とは行かず、何故なら今回、鹿児島市内で長い間やりたかった、個人的に重要な或る事が有ったからだ。それは、筆者が子供時分から大変お世話に…

「黒の遺構」と、顔の映らない鏡。

ドルが75円台に突入し、戦後史上最高値を記録した。 アメリカから日本に、ドルを持って来ている者に取っては苦痛の一言だが、此れは日本の輸出産業に取っても同様で、1ドル70円の予想も出る中、政府は早急に手を打たないと、大変な事に為りかねない。そして…

古典芸能の未来:「杉本文楽 曾根崎心中」@神奈川芸術劇場。

昨日の晩は、楽しみにしていた「杉本文楽 木偶坊 入情 曾根崎心中 付り観音廻り」(すぎもとぶんらく でくのぼう いりなさけ そねざきしんじゅう つけたりかんのんめぐり)の千秋楽を観る為に、妻と神奈川芸術劇場へと向かった。この公演は、元々今年3月に5…

妻の「靖国」体験。

前にも書いたが、筆者は骨董と本を除く、如何なるショッピングも、大・大・大嫌いである。なので、普段着の「パンツ」として、ジーンズと黒のチノパンをたった1本ずつしか持っていない訳だが、その事実(洗濯をすると、着る物が無くなる)に発狂寸前のメルト…

「夢」の葬列、或いは神道的終焉。

日本初日の昨夜は、同時来日中のニューヨークの盟友「空飛ぶ建築家」Sと、青山の行き付けのイタリアン「ドン・チッチョ」でディナー。相変わらず旨過ぎる、石川シェフの料理に舌鼓を打ちながら、飲み食べる。食後Sは横浜へ、我ら地獄夫婦はと云うと、これま…

早朝のお茶の水界隈「建築」散歩。

昨日、メルト妻と来日した。日本行き全日空の機内では、マット・デーモン主演の「The Adjustment Bureau」を観る。「人間は神が定めた運命を、変える事が可能か?」と云うテーマの作品で、映画自体はそこそこ面白かったのだが、実はその筋よりも相手役のエミ…

「異端者」達への献杯。

最近、悲しく残念な記事をネットの新聞で読んだ…それは、シンガーのジョー山中が肺癌で亡くなったと云う記事で有った。今の若い人達は、ジョー山中と聞いてもピンと来ないだろうが、此方としては「フラワー・トラベリング・バンド」のヴォーカルとして、そし…

ニューヨークで想う、66年前の「Ground Zero」。

広島と長崎に原爆が落とされて、66年が経った。東京生まれでニューヨークに長く住んでいると、夏の訪れを肌で感じたとしても、8月6日と9日に「黙祷」を忘れずに居る事は、恥ずかしながら中々難しい。しかし今年は少し違って、それは勿論震災に因る原発と核の…

嵐の中の、「102歳のバースデー・パーティー」@Aquaholic号。

土曜日は、朝から事有る毎に天気予報を眺めていたのだが、実はそれには大きな理由が有って、その夜に予定していたイヴェントの為に、天候を注視する必要が有ったからだ。朝から昼に掛けての天気予報は、「ニューヨークの夜は雨、時折『雷雨』」と云う物だっ…

校了、そして「蛮勇」の渇望。

やっと、カタログが校了した。今回のカタログの表紙は、写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」で、これは写楽作品の中でも最も有名且つ入手困難な絵柄だが、今年東博で開催された「写楽展」図録の表紙と同じ作品で、東博図録との混同を狙った物である(笑)。…

一番好きな仕事。

サッカーの松田直樹選手が、逝ってしまった。34年、いや胎内に居た時からすると35年間動き続けた彼の心臓の「最後の一拍」は、余りにも突然にやって来て、彼をこの世から奪って行った。さて話は飛ぶが、以前友人と飲みながら、図らずも大激論に為った事が有…