2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

鎌倉初期の「三役揃い踏み」。

打って変わって冷たい雨の今朝だが、「悲しい程お天気」(若いヤツには、判らんだろうなぁ…)だった昨日日曜は、死ぬ思いで朝7時に起き、電車を乗り継いで、神奈川県某所へ…。それは、もしかしたら、もう二度と観る事が出来無いかも知れない、或る重要な「三…

Let's Study Stones Together!

大仕事の終わった昨日は、両親との食事の為に、久々に実家に帰った。国立駅から家に向かって歩いていると、向こうからお隣のSさんが歩いて来て、ビックリ。挨拶すると、彼女はニヤッとして「読んだわよ〜!」と云う。「何をですか?」と聞くと、「ブログよ、…

「緊張の一瞬」。

東京での下見会が始まり、無事終わった。両日とも上々の入りで、それ程広く無い東京支社のギャラリーは、美術館学芸員、学者、コレクター、能役者、業者、メディア、各分野のアーティストである個人的な友人達等で、終日賑わった。今回の東京下見会の展示作…

「女殺油地獄」。

ル・テアトル銀座での二月花形歌舞伎の内、「女殺油地獄」を観た。今回の出演は、「河内屋与兵衛」に市川染五郎、「七左衛門女房お吉」に市川亀治郎の若い布陣。筆者に取ってこの「ル・テアトル銀座」は、もう20年も前に為るだろうか、嘗て此処が「セゾン劇…

「黒船来航」、或いは「幽霊」と「幸福」。

昨日は朝から、毎年恒例、一年一度の「人間ドック」。今回は、何時もの「一泊」では無く「1日ドック」にしたのだが、胃の内視鏡を始め、幾つかのオプションを付けた。昨日中に判った各種結果を元にした、ドック・メニュー最後の医師に拠る問診では、体重が増…

「BASARA」で行こう!

日曜は、時差ボケの体を引きずって、森アーツ・センター・ギャラリーで3日間だけ開催されていたアート・フェア(その後このフェアは、展覧のみとなる)「G-TOKYO」を見学。15の国内有力現代美術ギャラリーが集い、流石の場所柄も有って、会場も普通のフェア…

先決事項。

しかし、今回日本に来て思っているのだが、この国のメディアや有識者には、本当に物足りない。チュニジアから始まり、エジプトでムバラク政権が倒れ、バーレーンやサウジアラビア、クェート、リビアで国民に拠る反政府・民主化運動が起きている昨今、「圧政…

カズオ・イシグロの「リアル・フィクション」。

昨日、来日した。出発前日の水曜は、忙しい事極まりなかったのだが、昼頃からトライベッカに赴き、今週末で終わってしまう知り合いのアーティスト、Rの展覧会へ。Rの作品はバワフルで、そしてかなり制作時間の掛かる作品なのだが、原色の何処か「ブラネット…

「デトロイトの産業」。

ヴァレンタインの日はと云うと、これまた酷く忙しく、夕方迄必死に働いた後の夜は、妻孝行の為に友人マルコの経営する、ユニオン・スクエアに在る「15 EAST」へ。「15 EAST」のSUSHI BAR(今でも「寿司バー」と書くのに抵抗が有る…)では、板長のMASAさんが…

意外な結果?:第53回グラミー賞。

HAPPY VALENTINE'S DAY!!と云う事とは全く関係ないが、先週末土曜日の夜は、メトロポリタン美術館の学芸員のS女史と修復家のJ女史、その旦那さんで元フリア美術館の修復師だったH氏と息子さん、そして地獄夫婦の計6人で、イースト・ヴィレッジの「R」でデ…

ボクの「ファッション・ウィーク」。

金曜日は、今リンカーン・センターで開催されている「New York Fashion Week: Fall 2011」に、或るデザイナーのショウを観に行った。そのデザイナーとは、Tess Giberson。そもそもこのデザイナーを知ったのは、仲の良い友人でファッション・ジャーナリストの…

美人の定義。

カタログが終わって、一安心…が、来週はアメリカ国内出張と、週末からは再び日本出張である。はぁ…(嘆)。そして3月上旬に戻って来ると、何だかんだで18日から下見会が始まり、23日がオークション…全く気が休まらん。昨晩は、偶に行くチェルシーのタパス・…

もう「二つ」の「スーパー・ボウル」。

3月のオークション・カタログが、やっと校了した!今回は320点を掲載するレギュラー・カタログと、「南蛮屏風」のみをフィーチャーしたカタログの計2冊…正直、死ぬ思いでした(涙)。この3月のオークションは、結果的に筆者のキャリアでも最も大きなセールと…

「疲労、怒りと血圧のための音楽」:クリーヴランド管弦楽団@カーネギー・ホール。

昨日の土曜日も、オフィスに出て仕事…。様々な怒りの為に上がりに上がった血圧を抑えながら、昼間はプルーフィングを頑張り、その足で夜8時からカーネギー・ホールで開かれた「クリーヴランド・オーケストラ」のコンサートへ、頭を冷しに行った。昨晩の曲目…

"Year of Rabbit"@Cipriani.

ハァー…金曜日に校了する筈のカタログが未だ終わらず、月曜に持ち越しになってしまった。唯一の救いは「南蛮屏風」の特別カタログが、非常に良い出来で校了した事で、印刷されて出来上がって来るのがこれだけ待ち遠しいのも珍しい…早く出来て来ないかな♪(笑…

「節分」の晩の恒例行事。

ニューヨークの道は、雪が溶け切れずに残っている為相変わらずぬかるみ、スノー・ブーツが手(足)離せない。そして今朝はまたかなり寒くなり、マイナス8度ー10度位では無いか…ニューヨークの春は、未だ遠い。そんな中、地獄のカタログ制作も佳境に入り、何…

「カルビスト」の誕生日。

カタログ作業も、愈々追い込み…そんな中、そして極寒の中、昨晩は友人のジャズ・ピアニストH女史のバースデーを祝う為に集った。因みに今日のダイアリーは、「ニューヨーク・フード・ダイアリー」なので悪しからず…アートに関する話を期待している人と、お腹…