2018-01-01から1年間の記事一覧

教えて、ゴン太くん。

先ずは、最近の2つのアートの話題に就いて。然し何故日本のメディアは、某オークション会社に於けるバンクシーの「茶番劇」に此処迄騙され、間抜け極まり無い報道を続けるのだろう?ヴィデオを見れば、あの作品が裁断された時、オークションハウスの社員は誰…

骨折り損の…。

「有言不実行」の代名詞で有る安倍晋三が勝って仕舞い、「言論の自由」の真の意味も知らない新潮45の様な雑誌が平気で出版される(新潮45があの杉田擁護論文掲載を「言論の自由を守る為」と言い訳するなら、現代社会で適用されて居る「差別用語規制」を全撤…

最後は「南洲遺訓」で。

8月も気が付けば、もう後1週間弱…と言う訳で、今回は今月経験した「藝術覚書」を。 ーアートー ・棚田康司「全裸と布」@ミズマ・アート・ギャラリー:棚田康司の新作展はキリスト教彫刻、或いは日本の神像を思わせる程、何故か知らねど「神聖さ」をも感じさ…

1+1+1=0.5?

7月18日(水) 10:00 電話会議。然し何度やっても、英語での電話会議は苦手だ。人の顔を見て話せば、その顔つきや息遣い、或いは身振り手振りでより理解が深まるが、例えば英国或いは香港訛りの強い人や、早口の人等の意見を耳だけで聞いて理解し、コメント…

世が世なら…。

7月2日(月) 14:00 東博で開催される特別展「縄文ー1万年の美の鼓動」のオープニング・レセプションへ。ここ数年骨董業界は「縄文」ブームで、オークションでもアートフェアでも、土器破片から土偶迄かなり高額に為った。そんな中開催された本展には、「ビ…

揺蕩わない心。

気が付けば、ダイアリーの更新もひと月出来ずに、7月に為って居た…ので、今日は先月の藝術+α体験を。 ー音楽ー ・「青少年名曲コンサート」@静岡市民文化会館:友人の招待で訪れた、静岡交響楽団の映画音楽+クラシックの音楽会。後半は日本人大好きのドボ…

「インターステラー理論」のお陰。

5月14日(月) 11:00 僕が審査員を務めた、昨年の「青森トリエンナーレ:棟方志功国際版画大賞」の入賞者、山田ひかるさんの展覧会へ。女子高生を主人公にした少々エグいテーマで有ったりもするが、サー・ジョン・エヴァレット・ミレーの名作「オフィーリア…

「熊野(ゆや)」な日々。

4月21日(土) 17:00 某オークションの或るロットが気に為って電話ビッドをするが、儘為らない…残念だった様な、良かった様な(笑)。19:00 Terada Art Complexのオープニングへ。先ずは3FのURANO…梅津庸一キュレーションのグループ展「共同体について」。梅…

清婉峭雅。

然し最近溜息しか出ないのは、今世間を騒がせて居る財務次官やら国税庁長官、新潟県知事が全員東大卒で、しつこい様だがその人生の大半を我々国民・県民の税金で生きて来た、と言う事実。こんな連中が「我が国を動かしている面」していると思うと、実に腹立…

The Shape of You.

3月11日(日) 9:00 今日で7回目の3.11。窓から見える富士山、祖母からの不動明王像に黙祷する。12:00 お彼岸前にと思い、父の墓参へ。いつも駅から霊園にタクシーで行き、入口の花屋で待って貰って居て花を買うのだが、この日も花を選んで「すみません〜」…

「室町の名残」に遊んだ1日。

国会で1年以上も嘘を突き通された末に、森友問題が漸く動き出した。然しそう為ると、森友・加計問題が1つの争点だった去年の衆院選も、国民が国会で嘘の答弁を信じた末の投票結果だった訳だから、遣り直さねば為らないのでは無かろうか?今こそ「国民の信」…

芸術と政治に於ける「スクラップ&ビルド」。

先ずは、超嬉しいお目出度いニュースから。敬愛する現代美術家、西野達氏が文科省芸術選奨文科大臣賞を受賞した!遅過ぎの感は有るが、達さんの仕事が国から「も」認められたのが、我が事の様に本当に嬉しい!今からお祝いの飲み会が楽しみスグル。達さん、…

大和屋、ラフマニノフ、六地蔵と、人生の無常と。

今僕はメインの仕事の他に美大の客員教授、また日本文化系財団・学会等の理事を3つ程やらせて頂いて居るのだが、最近もう一つ新しくも興味深いお仕事が…。それは某官庁から仰せ付かった、政府制度研究会の委員。初会合にお邪魔すると、僕以外には大学教授や…

不感症、神の法、森、そして幻の女。

最近の僕は、風邪気味では有っても、僕独自の「インターステラー理論」の実践に因って、時の流れをゆっくりとさせ、周りを見渡す時間を作る事に専念する。そして、その実践は仕事に於いても芸術鑑賞に於いても然り…と云う事で、今日は最近の体験芸術一覧。 …

夢のあとに。

1月6日(土) 15:00 原美術館に行き、この日から始まった展覧会「現代美術に魅せられてー原俊夫による原美術館コレクション展」を観る。館のW女史に拠ると、本展は80歳を超えても尚お元気な原館長が、50年代以降集めた約1000点の収蔵品の中から、館長自らが…

「過ぎ去った青春の残り香」の力。

12月26日(火) 12:00 某ホテルの寿司店「K」で、母と従姉妹の娘(これを「従姉妹半」と呼ぶのか?)とランチ。相変わらず光物から注文を始めるが、海胆の段に為ると、板さんが今日はバフンウニとムラサキウニが有ると云う。バフンウニは「馬糞海胆」と書く…