2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「生きている事が全て」:辻井伸行@カーネギー・ホール。

またまた極寒に戻ったニューヨーク…そんな寒い夜に心が芯から暖まる、アメリカ人の友人から貰った或るDVDを観た。そのDVDとは「A Surprise in Texas」。2009年に開催された「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」のドキュメントで有る。恐らく…

雪の夜長の「続・濫読日誌」。

先ずは嬉しいニュース。田中将大投手が、何と7年1億5500万ドル(約162億円)と云う破格の契約で、ヤンキース入団を決めたとの事。物凄い金額と思うが、田中投手の実力は認めても、一回も大リーグで投げた事の無い若いピッチャーに、これだけの「投資」が出来…

「ユズリハ」。

今日は先ずは目出度いニュースから…「第86回アカデミー賞」のノミネート作品が発表された。最多ノミネートは、「グラヴィティ」と「アメリカン・ハッスル」で各10部門ずつ。この2作品は筆者も大本命だと思うので何も異論は無いが、それより素晴らしくも嬉し…

「初釜」Part.II、そして「文芸誌」の愉しみ。

先ずは大ニュース!ニューヨーク・タイムズに拠ると(→http://www.nytimes.com/2014/01/16/arts/design/buyer-of-142-4-million-bacon-painting-identified-as-elaine-wynn.html?ref=arts&_r=0)、昨年11月にクリスティーズで売られ、オークション史上世界最…

自然と人に就いて考えた、雪の日の「初釜」。

本当に寒かったニューヨークだが、寒さも漸く峠を越え、この週末は摂氏13度と暖かくも雨模様。そんな金曜日は、マヨンセと裏千家ニューヨーク出張所の「初釜」に出席した。朝起きると、外は雪…「雪の日に茶事をせぬは」と云うが、実際ニューヨークでお茶の日…

極寒中の濫読日誌。

いやぁ、マジに寒い…。記録的寒波に襲われて居る東海岸、シカゴやデトロイトでは零下20度以下、そして筆者の住むニューヨークでもマイナス12度等、最早当たり前…昨日の朝に至っては、時差ボケの頭を振りながら「華氏4℃(摂氏−15.5℃)」の中を30分間歩いて出…

吸血鬼と茶の湯者。

謹賀新年。人生51回目の今年の新年は、日本で迎えた。正月恒例の家族食事会、神田明神での昇殿参拝を済ませると、日本滞在最終日2日の夜は銀座で、文化人類学者のM氏とトリュフや高麗人参等の「フレーヴァード小籠包」を頬張り乍ら、夢や呪い、「コックリさ…