2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「神の手を持つ男」への依頼。

ニューヨークの天候も漸く良く為って来たと云うのに、この地球上で日本だけが「ゴールデン・ウイーク」なる物に突入した事も含めて(笑)、イラッとするニュースが多い。先ず一昨日のニューヨーク・タイムズで、訪紐育して居た猪瀬東京都知事の、オリンピッ…

「オークショニア」と云う職業:「Trance/トランス」。

今日は先ず、来たる5月13日にアート・コレクターとしても知られる或る「セレブ」とクリスティーズが共催する、「チャリティー・オークション」の話題から。その「セレブ」とは誰か…?その人物がウチの印象派や現代美術のイヴニング・セール会場に現れたとの…

「風格」と云う名の馨り:マウリツィオ・ポリーニ@カーネギー・ホール。

今日は先ずは、「世界最速・最高の『6コース・ディナー』」を紹介しよう。以前此処で「ブーレイ」のディナーを紹介したが(拙ダイアリー:「ディヴィッド・ブーレイの奇跡」参照)、今日此処に紹介する「ディナー」はニューヨークでしか味わえない、そして「…

「杮落し」公演と「スーパー能」、そして「彷徨えるパンケーキ人」のリヴェンジ。

出張に次ぐ出張をこなし、流石のワタクシも疲労困憊…。しかしそんな中でも、その翌日アエロフロートでシベリアへ発つ為、取り敢えず「今生の別れの盃」を交わした(笑)達っつぁん(アーティスト西野達氏)主催の飲み会@壁に「奈良美智の落書」も有るパンク…

エキジビション・フリーク。

ボストンで3人死亡、170人以上が負傷したテロが有った。何者が犯人なのか未だ分からないが、何れにせよ「ボストン・マラソン」と云う世界の誰もが知っているイヴェントでの、そしてニューヨークばかりに眼が行っていた当局の裏をかいた凶行だろう。その上、…

ワタクシが「獅子座の女」に弱い理由。

寒いんだか暑いんだか、良く分からない日本に着いた。今回乗ったのは、ANAの1009便…非常に空いて居て快適だったのだが、余りに空き過ぎて居て、社員でも無いのに採算を考えて、却って心配に為る(大丈夫か、ANA?)。そして期待の夜便だったにも関わらず、相…

「二重螺旋構造」とアル・ディメオラ、或いは「彷徨える『パンケーキ人』の喩え」最終章。

4月9日、クリスティーズが中国でのインディペンデント・セール(中国資本の入らない、単独のセール)開催を発表したその日、趙無極(ザオ・ウーキー)が93歳で亡くなった。北京生まれの趙無極は、1948年にパリのモンパルナスに移ってから、その一生を海外で…

彷徨える「パンケーキ人」の喩え。

円がおよそ4年振りに一時99円台を記録し、「鉄の女」が逝った。マーガレット・サッチャー、享年87歳…英国を再生させた「鉄の女」は、最近メリル・ストリープに拠って好演されたが(拙ダイアリー:「2時間睡眠後の『2人の女』、そして『日本文化存亡の危機』…

「近代宗教」が生んだアートを考える。

未だ最低気温が零下のニューヨーク…風邪も長引く最近、愕然としたニュースが4つ有る。第1に「ホセ」が再び居なくなってしまった事…前回のダイアリーで「ホセの帰還」に就いて歓んで居たのに、たった2日でまた忽然と姿を消してしまったのだ(涙)。そして第2…

「プーさん」と、どら焼き。

新歌舞伎座の公演が、愈々始まった。筆者の家族は、その初日の公演を「桟敷」で楽しんだと云う…あぁ、何て俺はツイて居ないのだろう!最低気温が未だマイナスのこの時期に、ニューヨークに居なきゃならないなんて!(涙)しかし、そんなニューヨークでも少し…