2022-01-01から1年間の記事一覧

緊急告知:必見!12/10放送の「最高のオバハン 中島ハルコ」。

現在フジテレビ系列で毎週土曜日の夜放映中のドラマ、「最高のオバハン 中島ハルコ」が12/10に最終回を迎えるが、その最終回でオークショニアを努める主演の大地真央さんの演技指導と、オークション・シーンの監修をさせて頂いた。 https://tk.tokai-tv.com/…

特報:拙著新刊案内。

特報! 11月17日に拙著「死ぬまでに知っておきたい日本美術」が、集英社新書より刊行されました。 日本美術への「窓」になればと思い、記した読み易い本です。図版も多数掲載されておりますので、ご興味のある方は、是非ご一読下さい。 【推薦】こんなに自由…

茶会とドラマと、そして悲しみのあんこ。

先週末は大変な日程だった。 土曜日は朝からいそいそと起き、杉本博司御大の江之浦測候所「開館5周年記念茶会」へ。この茶会は「利休生誕500年記念」としても催され、亭主は杉本氏と武者小路千家家元後嗣の千宗屋氏、その若宗匠がお茶を点てると云う物だ。 …

「ニューヨーク・アート・ダイアリー」特別篇:「幽霊」、ニューヨークに現る。

日本は超強力台風が来ているとの事、心配だ…と他人事の様に云えるのは、僕がニューヨークに来て居るからだ。 コロナ禍になってから初めての今回の海外渡航は、飛行機に乗る迄は嫌で嫌で仕方無く、何しろこの3年間、僕は国内便しか乗った事が無かった訳だから…

命モイラズ、名モイラズ。

「国葬」…もういい加減にして欲しい。安倍氏の逝去は痛ましいが、それとこれとは全く違う話だ。僕は安倍氏の国葬に関しては、一国民として断固反対する。 理由は簡単明快で、今回の「国葬」閣議決定が「民主主義の根幹を揺るがす」事態だからだ。 先ず持って…

「The Sugar Shack」の奇跡。

先週一杯で、クリスティーズ・ニューヨークの20/21世紀美術セール・ウィークは終了し、印象派・現代美術・シュールレアリスム各分野の3つの素晴らしい個人コレクションを含むそのセールズは、計14億4119万6524ドル(約1873億5500万円)を売り上げ、大成功理…

僕の「杜若」。

更新にかなり時間が掛かって仕舞った。 そこで先ずは御礼から…去る3月9日、日経ホール・カンファレンスルームで開催された、杉本博司氏とのトークにご来場、またズーム参加された皆様、有難う御座いました!お陰様で200名を超える視聴を頂きましたが、さすが…

何も起きていないふりをするな。

また起きてしまった。これを許したらまたやるだろう…他の国も。 カーネギーやミラノ市の対応は正しい。僕も今迄ゲルギエフのファンだったが、侵攻反対のステートメントを出さない限り、もう聴かない。芸術と政治は関係ないって?いいや、この独善的で不条理…

緊急告知:「目の眼」ハイブリッド スペシャル セミナーのお知らせ

来る3月9日(水)19時より、日本経済新聞新聞社カンファレンスルームにて、現代美術家杉本博司氏と対談を行います。 今回のテーマは「美意識と銭意識」。古美術コレクターとしても知られる杉本氏と、美と銭(ゼニ)について語ります…シニカルでエデュケーシ…

さらば「キング」…また会う日まで。

オミクロン株の猛威に人々は怯えつつも軽んじ、感染は広がり続け、未だ終息しない…そんな中、こんな事で久し振りにダイアリーを更新するのは悲し過ぎるのだが、書かずにはおられない。 それは先週の火曜日に届いた「キング」と呼ばれた男の逝去の知らせで、2…

謹賀新年

新年明けまして、おめでとう御座います。 中々更新できませんが、本年も宜しくお願い申し上げ候。 桂屋孫一拝 ーお知らせー *「Nikkei Financial」内「知の旅、美の道〜Journey to Liberal Arts」での連載コラム第11回、「アート・ミッション・ポッシブル20…