2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

不動明王への憧憬。

今朝の東京は雪。雪は全てを覆い隠し、静けさを齎すので大好きなのだが、イスラム国人質事件や名大生の「斧」殺人事件等の嫌な事件が多くて、憂鬱な気分に為って居る。先日そんな憂さ晴らしを兼ねて、新橋演舞場の「初春花形歌舞伎 石川五右衛門」の楽日を観…

アートと建築の展覧会巡礼。

イスラム国に拉致され、人質に為って居た2人の日本人の内の1人が殺害された模様…然し首相・日本国の「イスラム国」人質事件対応は、全く以って意味不明で有る。「テロには屈しない」の舌の根も乾かない侭、今度は「人命優先」と云う…180度完全に相反する此れ…

「ル・コルビュジエの家」。

結構寒い日本に再びやって来た。なので今日は、NH009便の機内で観た一寸風変わりな南米の映画の事を…その映画とは、アルゼンチンのガストン・ドゥプラット&マリアノ・コーン監督2009年度作品、「ル・コルビュジエの家」。そしてこのシニカルでシュールなブラ…

「箱の中のヒツジ」を見る眼:「星の王子様」再読。

寒さが振り返したニューヨークの昨日土曜日は、そろそろ終了して仕舞う展覧会を幾つか観て廻った。前夜、出張帰りのラガーディア空港に降り立ったのは23時半前だったが、それ程遅かったにも関わらず朝頑張って先ず向かったのは、75丁目とパーク・アヴェニュ…

「幾山河」と云う茶杓。

ほんの少しだけ寒さの和らいだこの間の日曜の夜は、テレビで「ゴールデン・グローブ賞」の授賞式を観ていたのだが、結局作品賞には「Boyhood(邦題:6歳のボクが、大人になるまで。)」が選ばれた。この作品の事は以前此処に書いたので詳しくは記さないが(…

寿山樹色籠佳気。

極寒のニューヨークに帰って来た…この後ダイアリーに登場するアーティストと僕は、偶々同じ日にニューヨークに到着したらしいから、巨漢2人が日本から寒気を運んで来たのかも知れない(笑)。そんな一昨日のニューヨークの気温は、何とマイナス8度に迄落ちた…

トリュフォーとゴダールが半世紀前に描いた「近未来の愛」。

アッと云う間に終わった正月、実家で再び風邪を引いて仕舞った(涙)。実家に泊まり込んで過ごした正月は久し振りで、母親の手作り御節料理も然る事ながら、古画軸を掛けた下に我が家の庭の松と色取り取りの「薔薇」(!)を某人間国宝作備前大鉢に活けると…

謹賀新年&「ボーダーレス」で行こう!

新年明けまして、御目出度うございまする。また皆々様に置かれましては、麗しい新年をお迎えの事と存じまする。そして本年もこのアート・ダイアリー、隅から隅までズズズイーっと、宜しく御願い申し上げ奉りまする〜。(いよっ、桂屋!)と云う事で、実家で…