「地獄誕生会@地獄パレス」無事終了。

昨晩開催の「オヂサン・バースデー・パーティー」が恙無く終了した。

来場者100余人(アーティスト、ミュージシャン、建築家、デザイナー、ギャラリスト、ライター、ダンサー、舞台関係者、諸分野研究者、メディア関係、元オニャンコクラブなど)、0(鬼頭健吾君の赤ちゃん)−60歳代、老若男女ゲイ、日本人からアフリカ人まで、夜7時半から翌朝4時まで、空いたワインボトルおよそ90本、ビール瓶・缶40本、ゲスト(各シェフ含む)から頂いた食事多量。怒涛のパーティーだったが、忘れえぬ素晴しい、暑く、熱い一夜となった。それにしても我家の床が抜けなくて良かった・・・。

ここからは簡単なプレイバック。朝からいそいそとパーティー準備。妻はキーマ・カレーをメインに、煮物等の料理を作り、大掃除。筆者は買物リストを手に、マーケットへ。4人の名前入り(亨君、インゴと筆者、そしてサプライズでGARIの赤星さんの名前を入れたので)バースデーケーキを頼んだZAIYAでは、「こんな大きなケーキを注文された方は二人目です!」と感動された。結局都合4人分の巨大ケーキとなった訳である。

準備も終わり7時半を過ぎた頃、一組目のゲスト到着。今回の一番乗りは、アジア・ソサエティー・ギャラリーの現代美術担当キュレーター、手塚女史と「セルフポートレイト」アーティストの澤田知子氏。その後続々と来客し、9時頃にはもう6−70人を超えていたのではないか。ゲストにより到来のご馳走も増え、シェフ持参のローストビーフ、アーティスト特製パスタ(砂入博史氏渾身の一品!)、その他各国の料理(インド、中国、日本、イタリアなど)も揃う。そして何と云ってもヘア・デザイナーTOMのPIZZAで、皆食欲興奮状態MAX、ワインボトルも次々に空に。スゴイ勢いである。人間とは、何と素晴しくも貪欲な生き物であろうか!!

このままでは肝心のバースデーと云うより、単なる飲み食べ放題宴会になってしまうのでは?という危惧も、妻の合図と共に照明が落ち霧散。ハッピーバースデーの大合唱が始まり、キャンドル付き巨大ケーキ登場。筆者が今回のオジサン・バースデーボーイズの紹介をしたのだが、もう一人偶然にも7月28日生まれのゲスト(建築家の重松象平氏)がおられ、飛び入り参加してもらう。氏は勿論「オヂサン」などではなく、若くてイケメンである。念の為。結局都合男5人が前に並び、祝福を受け一斉にキャンドルの灯を吹き消した。盛大な拍手に恥ずかしくも嬉しい一瞬であった。

ゲストは入れ替わり立ち代りで、最後の来客はナンと2時過ぎ。そして最後まで残った兵は、17世紀スペイン・ゴチック絵画研究者の川瀬氏、スローン・ケタリングの癌研究者三野氏(彼のバースデーも7月29日だそうだ!)夫妻、トオル君など8人程。最後の最後まで盛り上がった。

心の篭った、地獄パレス・ゲストならではのプレゼントもタクサン頂戴した。「90分間無料現代美術史コンサルテーション券」、落語「シャブ浜」のCD、表も裏地も水玉文様のネクタイ、20年物ビネガー(イタリアでは、友情と健康の証だそうだ)、アーティストからの自作品や、はたまた切り抜き不動明王孔雀明王の「ブツゾウ・カード」(BRUTUS付録)が上に立っている手作りタルト等々。孫一、感謝感激である。

これでこの孫一、また一年間頑張れます・・・ゲストの皆さん、お手伝い下さった皆さん、そして、ウチの奥様、ホントウに有難う御座いました!

PS:どなたか女性の方で、黒のベルベットのジャケットを忘れていった方がいらっしゃいます。心当たりのある方はご連絡下さい。