年の終わりの「感謝の辞」。

今年も終わりである。

今年の6月12日から始めたこのダイアリー、何と半年も持ってしまった(笑)。人生に於いて「日記」為る物を2日以上書いた事の無い者にとっては、「驚き」以上の何物でも無い。これも皆さんの「叱咤激励」の御蔭です・・・有難う御座いました。

さてここで告白するが、このダイアリーを始めたのは、実は「2人の人物」のせい(御蔭)である。

先ず一人目は、大学時代の親しい友人で、現在編集者をやっている中丸謙一朗氏。ヤツと日本で飲んだ時の、「せっかくNYでアートの仕事してるなら、ブログでもやって見れば?」との何気ない一言でそそのかされ、「仕事以外」でも「ダイアリーのネタ探し」の為に外出する事が「明らかに」増え、今に至る(妻は非常に慶んでいるが)。

もう1人は、作家島田雅彦氏。氏がNYに「文化交流大使」としていらしていた時に知己を得たのだが、6月に日本に出張に行った折、ご自宅にお邪魔した事が有り、明け方まで居ついてしまったのだが、帰り際「お土産」として一冊の本を頂いた。それは氏の近作で「小説作法ABC」と題された本であった。NYへ帰る機中楽しく読ませて頂いたが、しかし反面「こんなの小説家だから、簡単に云えるのではないか!」と憤慨もしたのであった。

がしかし、そもそも今の仕事を引退したら「暴露本(実名入り)」でも書いてやろうと常々思っていた筆者は(皆さん充分お気をつけ下さい、って云うか、こちらが危ないか・・・笑)、この機会を「渡りに舟」と、その時の為の「手の練習」の意味で書き始めたのだから、世の中判らない・・・「感謝」の一言である。

中丸君と島田先生、お2人の御蔭で有ります・・・有難う御座いました。今ではこのダイアリーを書かないと、不安で夜も眠れません(笑)。このお2人に感謝して、この年を締め繰らせて頂きたい。

皆さん、良いお年を!!