「茶庵」での呈茶とゲイ・パレード。

土曜日は、ニューヨークに滞在していた「次期お家元」の送別会に出る為(ご本人に取っては、もう何回やっているのか判らないだろうが)、イースト・ヴィレッジに在る「茶庵」に行った。

此処は、所謂日本食のレストランなのだが、店内に小さな水屋と屋根付きの3畳茶室があり、室内も薄暗くしてある。

セルフ・サービス・パーティーの送別会をやりながら、籤の順番で茶室に入り薄茶を頂くのだが、やはりお茶は「静か」でないといけない。外が煩いのは仕方がないが、それ以上に点てている人間(お茶では新米の生徒)が、ペラペラ喋っていたのは興醒めも良い所で、序でに余りの勉強不足に腹が立ったきた...謙虚さが無い!そう云う輩に限って、満足にモノを見る目を勉強しない内から、「ヤフオク」等で掘り出した!等と勘違いし、自慢するのだ。NYのお茶は、この辺から直さねばならない。

そして今日は「ゲイ・パレード」の日。NYのアート・シーンにいる者は、当然の事だが、ゲイを認めなくては生きていけない。大学生時代からゲイの友人がいる筆者には、何の抵抗も無いのだが、この日のニューヨークはかなりウルサイ。皆さんには、是非一度パレード見学(勿論参加も)をお勧めしたい。

しかし良く勘違いされるのだが、彼ら「全員」が感性が鋭い訳でも無く、アーティスティックな訳でも無い。リズム感の無い黒人が居る様に、漢字を読めない日本国首相がいる様に。しかし一部のゲイは、確かに通常の人間の想像を遥かに超える感性を持っているのも事実だ。筆者は、最近「両性具有」に強い興味が有るのだが、バイ・セクシャルやアブノーマルなものに惹かれることも多い、危険な昨今なのである。

今晩は、学者とアーティストのゲイ・カップルらと食事予定。彼らからもっとゲイ文化を勉強、吸収せねば。