"Ryuichi Sakamoto Curates THE STONE" 始まる!!

ここ数日、いきなり寒さが戻って来たニューヨーク・シティだが、坂本龍一イースト・ヴィレッジのエクスペリメンタル・アヴァンガルド・スペース「The Stone」(→http://thestonenyc.com/)をキュレートする6日間が、愈々今晩から始まる。

詳細は、これまた友人のアーティスト武田慎平君(→http://www.shimpeitakeda.com/)の写真作品が使われている、このフライヤー(→http://www.sitesakamoto.com/whatsnew/)を見て頂きたいが、こう云った「実験的スペース」での「即興公演」に、ジョン・ゾーン大友良英等の大御所以外にも、にしなあや(ガンバレ、あやちゃん!)や山口万葉(ウチのゲル妻)等の、若手音楽家や別分野のアーティストを起用して、恐らくは自らの音楽の可能性をも拡げようとする坂本龍一と云うアーティストは、流石一流だと思う。

初日の今晩は、坂本龍一のソロが8時と10時の2セット。明日が8時からジョン・ゾーン、そして10時には愈々ゲル妻が登場。

筆者は今から「娘の学芸会を観に行く親の心境」で落ち着かないが(笑)、本人は流石元プロの能楽師、「まぁ何とかなるさ」ってな物である…いざとなれば女の度胸は、男のそれ等全く問題にならない(笑)。

木曜日は我々の仲の良い友人でも有る、にしなあやさんが2セット、土曜には大友良英が2セット、そして何がスゴイって、この6日間12セットの「全公演」が全て「インプロヴァイゼイション(即興)」なのだ!

今回のチケットは、全て$20-30で非常にリーズナブル、しかし券は全て「当日券」のみ…そして「The Stone」は会場が狭い為、席が非常に限られるので、来場の方は早目にお越し頂きたい。

また今回は、会場の広さの関係で機材が置けず、Ustream中継は無いとの事…と云う事は、息遣いが聞こえる程の距離で坂本龍一に拠る幻の、いや伝説の「インプロヴァイゼイション・ライヴ」を体験出来るかも知れない…「来た者勝ち」とはこの事では無いか?

「The Stone」へ急げ!